歯が欠損しても、生活には困らないからといってそのまま放置をしている方は結構多くお見受けすることがあります。

人の歯はそれぞれ名称が決まっており、またそれぞれに与えられた機能があります。
それが欠けた状態で放置しておくことは、本来の機能を他の歯がカバーする形になり、残された歯の負担が大きくなります。それによって、残された歯が弱ってきてしまうということがおこります。

それを防ぐためには、欠損した歯の部分を代わりに人工の歯（部分入れ歯）を入れることが重要になります。　　　　　　　　　　　　　
部分入れ歯を使わないとどのような不具合が起こるのかお伝えします。

かみ合わせの不具合

歯は、上下の歯がかみ合うことで一定の位置をキープできています。
歯が抜けてしまうと、その周囲の歯に影響が出てきます。
下の歯が抜ければ、対する上の歯が下に下がってくる、その横の歯が歯のない部分へ倒れてきてしまいます。これらは、徐々に起こってくるため、本人はなかなか気づきづらく、気づいた時には手遅れになってしまいます。また、これによりかみ合わせが変化してしまいます。

顔・体のゆがみの原因になる

かみ合わせの変化により、顔の筋肉のバランスが悪くなり、顔のゆがみにつながることもあります。また、同様に顔の筋肉のバランスの変化から体全体の筋肉のバランスの変化につながり、体のゆがみにもつながっていきます。

残った歯への悪影響

残された歯は欠損した歯を補うため、その周囲の歯の負担は大きくなります。
負担が大きくなる状態が続くと、その負担に耐え切れなくなり歯が弱り、歯の寿命が短くなることもあります。残った歯をサポートする役割として部分入れ歯は重要です。

※部分入れ歯の種類については自由診療の入れ歯（部分入れ歯）をご覧ください。

ブリッジとの違い

部分入れ歯もブリッジも保険の適用は可能です。見た目では部分入れ歯はクラスプという留め金が外から見えてしまいますが、ブリッジは外から目立つ露出部分はありませんので優れてます。
しかし、ブリッジは入れ歯ではないので、取り外すことができず、歯ぐきとの間に細菌がたまりやすい、残された歯の負担が大きく虫歯になりやすい等のデメリットがあります。

入れ歯のお悩みは植村歯科医院までご相談ください。

【入れ歯外来】船橋市高根木戸・高根公団・芝山の植村歯科医院